■高級感ある門周り
防犯もかねたクローズ外構。エクステリアにも力を入れたいとのお客様のご要望。
門周りは、来客の為やタクシー待ちでも濡れないようにして欲しいご要望を頂き、+Gでの屋根を作り、門扉には、左側にある車庫のゲートと同じ種類の門扉で統一しました。
床材は、ピンク色の乱張りの石を貼っております。
■モダンな門柱
白と黒のツートンに仕上がっております建物に合わせて、門周りも塗り壁の黒に凹凸がある白のタイルをポイントでつけてポストは、アクセントで真っ赤なポストを取付しました。
植栽は、マホニアコンフューサを植えて、土を隠すグランドカバーは、白の化粧砂利を使用しました。
■目隠しフェンス兼門柱
すべて創作した門周りです。隣地との境界部分の目隠しをしたいご要望で天然木の板をアルミの枠に取り付けております。ポスト・表札・インターホン・照明も板に取付を致しました。
インターホンと照明は、線が見えてしまうのでアルミの枠材を利用してむき出しの線が極力見えないようにしております。
階段床には、樹脂木製品で化粧をしております。
■ファンクションポール
門周りの中でやはり一番多く使用しているのがファンクションポール(機能門柱)です。エクステリアメーカーさんが出している商品でアルミの素材が一番多く出回っております。
利点としましては、スペースがコンパクトに収められることです。こちらの現場では、不在でも宅配物が受け取れる宅配ポストをご希望のお客様でした。ファンクションポールだけ立っている光景ですと寂しいイメージになってしまうので脇には、花壇を設けました。
シンボルツリーとしてシマトネリコを植えております。ファンクションポールの裏側が駐輪スペースになっておりますが、固まる土のマサドで施工しております。
■オープンからセミクローズへのリフォーム
施工前は、レンガで縁取った敷地に植栽が植えてあるオープン外構の現場でした。既存の植栽を活かしつつも簡単に敷地に入ってこれなくして欲しいご希望。
ブロックを立ち上げてしまうと植栽にとっては、日当たり、風当りが悪くなってしまうのでここは、背の高い鋳物のフェンスを採用しました。
鋳物フェンスの弱点として自由な場所で切詰ることができないことがあります。その弱点を補うように天然木材(ウリン材)を空いたスペースに設けました。